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インターホンが鳴らない原因と対処法【修理前の故障確認方法】

家電トラブル
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アパレル歴20年。その内6年間、リサイクルショップでファッションをメインで担当しつつ、「家具・家電」の担当を兼任。買取から修理・クリーニング・販売業務を現場で学びました。

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「インターホンが急に鳴らなくなった…」

「来客があったのに気づけず、荷物を受け取れなかった…」

「修理を呼ぶべきか、自分で確認できるのか分からない…」

インターホンが鳴らないと、防犯面や宅配対応で不便を感じやすくなります。

ただし、インターホンの不具合は、すぐに故障と決めつける必要はありません。

電源、音量設定、電池、配線、親機・子機の状態など、順番に確認することで原因を切り分けられるケースもあります。

筆者
筆者

僕もお客様から「音が鳴らない」「映像は出るのに呼び出し音だけ聞こえない」といった相談を受けることが何度かありました。

実際には、設定や電池切れのような簡単な原因から、本体内部の劣化まで幅があります。

そこで本記事では、「インターホンが鳴らない主な原因」を整理したうえで、「家庭で確認できる対策」を順番に解説します。

本記事で分かること
  • インターホンが鳴らない主な原因
  • 故障と勘違いしやすい設定・電源の確認ポイント
  • 親機・子機・配線まわりの見分け方
  • 自分で確認できる範囲と修理を検討する目安
  • 無理に使わないほうがよい危険サイン

インターホンが鳴らない主な原因と理由

インターホンが鳴らず、玄関近くのモニター親機を見ながら原因を考えている女性

インターホンが鳴らない原因は、音量や設定の問題だけでなく、電源、電池、配線、本体の劣化など複数考えられます。

まずは全体像を確認しておきましょう。

番号原因起こりやすい状態注意度
音量設定や消音設定の影響画面は使えるが呼び出し音が聞こえない
電源・電池切れ親機や子機が反応しない
玄関子機の汚れや劣化ボタンを押しても反応が弱い
配線の接触不良や断線鳴ったり鳴らなかったりする
親機・本体内部の故障映像・音・通話に複数の不具合が出る
停電やブレーカーの影響家全体の設備と同時に使えない
経年劣化による寿命古い機種で不具合が繰り返す

原因①:音量設定や消音設定の影響

呼び出し音だけ聞こえないケース

インターホン本体の画面や通話機能は使えるのに、呼び出し音だけ鳴らない場合は、音量設定や消音設定が関係していることがあります。

特に最近のモニター付きインターホンは、機種によって細かい設定ができるため、知らないうちに音量が下がっているケースもあります。

起こりやすい状態

状態考えられる内容
画面は映る本体は起動している可能性が高い
通話はできるスピーカーや設定まわりの問題が疑われる
呼び出し音だけ小さい音量設定が低い可能性がある
夜間だけ鳴らない鳴動制限やおやすみ設定の可能性がある

気づきにくいポイント

  • 家族の誰かが音量を変更している
  • 子どもがボタン操作をして設定が変わっている
  • 夜間モードや消音設定になっている
  • 呼び出し音の種類変更で音が小さく感じる
筆者
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リユースショップで家電の相談を受けていた時も、「故障だと思ったら設定だけだった」というケースは意外とありました。

音が出ないトラブルは、まず設定が見落とされやすい部分です。

原因②:電源・電池切れ

親機や子機が反応しないケース

インターホンがまったく反応しない場合、電源が入っていない、電池が切れている、または電源供給が不安定になっている可能性があります。

ワイヤレス子機や電池式タイプの場合は、電池残量が少なくなることで呼び出し音が鳴らなくなることもあります。

電源まわりで起こりやすい症状

症状見られる状態
画面がつかない親機の電源が入っていない可能性
ランプが点灯しない電源供給が止まっている可能性
子機だけ反応しない電池切れや通信不良の可能性
たまに鳴らない電源接触が不安定な可能性

電池式で多い見落とし

  • 電池交換時期を忘れている
  • 古い電池を入れたままにしている
  • 電池端子にサビや汚れがある
  • 電池の向きがずれている

玄関まわりは湿気や温度差の影響を受けやすいため、電池端子や内部部品が劣化しやすい環境でもあります。

原因③:玄関子機の汚れや劣化

屋外にあるため傷みやすい

玄関子機は屋外や半屋外に設置されるため、雨、湿気、砂ぼこり、直射日光の影響を受けやすい部品です。

ボタン部分やスピーカー部分に汚れがたまると、押しても反応しにくくなったり、音が正常に伝わりにくくなったりします。

劣化しやすい場所

部位起こりやすい変化
呼び出しボタン押し込みが弱くなる
スピーカー部分音がこもる
マイク部分通話音が途切れる
カメラ部分映像がぼやける
本体のすき間水分やホコリが入りやすい

こんな家庭で起こりやすい

  • 玄関が雨に当たりやすい
  • 西日や直射日光が強い
  • 海沿いや湿気の多い地域に住んでいる
  • 築年数が長く、設置から年数が経っている
  • 玄関まわりの掃除頻度が少ない
筆者
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リユース品の動作確認でも、屋外で使われていた機器は外観以上に内部が傷んでいることがありました。

見た目がきれいでも、ボタン内部や端子部分が劣化している場合があります。

原因④:配線の接触不良や断線

鳴ったり鳴らなかったりする場合に多い

インターホンが日によって鳴る、強く押すと反応する、雨の日だけ調子が悪いといった場合は、配線の接触不良や断線が関係していることがあります。

有線タイプのインターホンは、親機と玄関子機が配線でつながっているため、接続部分の劣化やゆるみが不具合につながります。

配線トラブルで出やすい症状

症状状態の目安
たまに鳴らない接触が不安定
映像だけ乱れる信号線の不具合の可能性
通話音が途切れる配線や端子の劣化の可能性
雨の日に悪化する水分の影響を受けている可能性
子機を押しても反応がない断線や端子不良の可能性

注意したいポイント

  • 配線は壁の中を通っていることがある
  • 無理に引っ張ると断線が悪化する
  • 電気工事が必要なタイプもある
  • 古い住宅では配線そのものが劣化している場合がある

配線まわりは、家庭で見える範囲と見えない範囲があります。

焦げ臭い、発熱、水濡れ、異音などがある場合は、単なる接触不良ではなく危険サインとして考える必要があります。

原因⑤:親機・本体内部の故障

複数の機能に不具合が出るケース

呼び出し音だけでなく、画面表示、通話、録画、カメラ映像などにも不具合が出ている場合は、親機や本体内部の故障が疑われます。

内部基板やスピーカー、液晶、電源部品などが劣化すると、ひとつの症状だけでなく複数の異常が同時に出やすくなります。

本体故障で見られる症状

症状疑われる部分
音が出ないスピーカーや基板
画面が映らない液晶や電源部
通話できないマイクや内部回路
録画できないメモリーや本体制御部
勝手に再起動する電源部や基板

故障と判断しやすい状態

  • 設定を変えても改善しない
  • 電源を入れ直しても反応がない
  • 複数の機能が同時に使えない
  • 異音や発熱がある
  • 以前から不具合を繰り返している
筆者
筆者

買取前の動作確認では、音・映像・通話を分けて確認していました。

どれかひとつだけなら設定や部品の可能性がありますが、複数まとめて不安定な場合は本体側の故障を疑いやすくなります。

原因⑥:停電やブレーカーの影響

家全体の電気トラブルと連動することがある

インターホンは、住宅の電源やブレーカーの影響を受けることがあります。

停電後、ブレーカーが落ちた後、雷の後などに鳴らなくなった場合は、インターホン単体ではなく電源環境が関係している可能性があります。

起こりやすいタイミング

タイミング状態
停電後設定がリセットされる場合がある
雷の後電気系統に負荷がかかることがある
ブレーカーが落ちた後電源供給が止まる場合がある
工事後配線や電源が影響を受ける場合がある
長期不在後電池や設定が変化している場合がある

ほかの設備も確認したい理由

  • 照明がつくか
  • コンセントが使えるか
  • 給湯器や換気扇に異常がないか
  • ほかの家電も同時に不調になっていないか

インターホンだけでなく複数の設備に異常がある場合、住宅側の電源やブレーカーまわりを疑う必要があります。

原因⑦:経年劣化による寿命

古いインターホンほど不具合が増えやすい

インターホンは毎日長時間使う家電ではありませんが、屋内外に設置され続ける住宅設備です。

年数が経つと、ボタン、配線、スピーカー、基板、液晶、カメラなどが少しずつ劣化し、鳴らない・映らない・通話できないといった症状につながります。

経年劣化で増えやすい症状

状態劣化のサイン
呼び出し音が小さいスピーカー劣化の可能性
ボタンの反応が悪い子機の摩耗の可能性
映像が暗いカメラや液晶の劣化
通話音が割れるマイクやスピーカーの劣化
不具合を繰り返す本体全体の寿命の可能性

古い機種で注意したいこと

  • 部品がすでに生産終了している場合がある
  • 修理費が高くなる場合がある
  • 防犯機能が現在の機種より少ない場合がある
  • 配線や設置方式が古い場合がある

長く使っているインターホンは、一時的に直っても再発することがあります。

修理判断では「直せるか」だけでなく「今後も安心して使えるか」も大切です。

今日からできるインターホンが鳴らない時の確認方法

インターホンの設定画面を操作しながら、音量や呼び出し設定を確認している女性

インターホンが鳴らない時は、いきなり分解したり配線を触ったりせず、家庭で安全に確認できる範囲から順番に見ていくことが大切です。

まずは対策の優先順位を確認しましょう。

優先度対策まず確認すること難易度
音量・設定を確認する消音・音量・夜間設定
電源・電池を確認する画面・ランプ・電池残量
玄関子機を確認するボタン・汚れ・水濡れ低〜中
親機と子機の動作を分けて確認する音・映像・通話
ブレーカーや停電後の状態を確認する家全体の電源
修理・交換を検討する再発・発熱・異音・古さ

対策①:音量・設定を確認する

まず見る場所

最初に確認したいのは、親機側の音量設定、消音設定、夜間モード、おやすみ設定です。

画面がつく場合は、設定メニューから呼び出し音量を確認してみましょう。

確認チェックリスト

確認項目見るポイント
呼び出し音量最小や消音になっていないか
音の種類小さく聞こえる音に変わっていないか
夜間設定指定時間だけ鳴らない設定ではないか
おやすみモード一時的に停止していないか
子機音量ワイヤレス子機側だけ小さくないか

NG/OK比較

NGOK
いきなり故障と決めつける設定を先に確認する
音量だけ見て終わる消音・夜間設定も見る
家族に確認しない誰かが設定変更していないか聞く
筆者
筆者

店頭相談でも、音量設定が原因だったケースは珍しくありませんでした。

修理依頼の前に確認できる、もっとも負担の少ないポイントです。

対策②:電源・電池を確認する

電源の入り方を確認する

親機の画面がつかない、ランプが点灯しない、まったく反応がない場合は、電源が供給されているかを確認します。

コンセント式、直結式、電池式、ワイヤレス子機付きなど、タイプによって見る場所が変わります。

タイプ別の確認ポイント

タイプ確認すること
コンセント式プラグが抜けていないか
電池式電池切れや液漏れがないか
ワイヤレス子機充電や電池残量があるか
直結式ブレーカーや電源供給の異常がないか

電池交換時の注意

  • 新しい電池を使う
  • 古い電池と新しい電池を混ぜない
  • 電池の向きを確認する
  • 液漏れがある場合は素手で触らない
  • 端子に強いサビがある場合は無理に使わない

電池まわりに白い粉や液漏れがある場合は、内部が傷んでいる可能性があります。

無理に通電させると故障が広がることもあるため注意が必要です。

対策③:玄関子機の状態を確認する

外側から安全に確認する

玄関子機は屋外にあるため、ボタンの汚れ、すき間のホコリ、水濡れ、ひび割れなどを確認します。

強く押し込んだり、工具でこじ開けたりせず、見える範囲をチェックするのが基本です。

見るべきポイント

確認場所見る内容
呼び出しボタン押した感触があるか
スピーカー穴ホコリや泥が詰まっていないか
カメラ部分汚れやくもりがないか
本体のすき間水滴やサビがないか
外装割れや浮きがないか

掃除で注意したいこと

  • 水を直接かけない
  • 洗剤を大量に使わない
  • 針や金属で穴を突かない
  • 本体を無理に外さない
  • 乾いた柔らかい布で軽く拭く
筆者
筆者

販売前クリーニングでも、屋外機器は水分を使いすぎないようにしていました。

見た目をきれいにするより、内部に水を入れないことのほうが重要です。

対策④:親機と子機の動作を分けて確認する

どこまで動くかを切り分ける

インターホンの不具合は、親機側、玄関子機側、配線側のどこに問題があるかを分けて考えると判断しやすくなります。

家族に協力してもらい、「玄関側でボタンを押す人」「室内で親機を見る人」に分かれると確認しやすいです。

切り分け確認表

確認内容判断の目安
ボタンを押すと画面が映る子機の信号は届いている可能性
画面は映るが音が鳴らない音量・スピーカー系を確認
音は鳴るが通話できないマイクやスピーカーの不具合
何も反応しない電源・配線・本体故障の可能性
日によって反応が違う接触不良の可能性

確認時のコツ

  • 同じ操作を数回試す
  • 雨の日と晴れの日で違いを見る
  • ボタンの押し方で反応が変わるか見る
  • 親機の画面表示も同時に確認する
筆者
筆者

買取前の動作確認では、音だけでなく映像・通話・ボタン反応を分けて見ていました。

ひとつずつ確認すると、修理が必要な範囲も判断しやすくなります。

対策⑤:ブレーカーや停電後の状態を確認する

家全体の電源も見る

停電後やブレーカーが落ちた後にインターホンが鳴らなくなった場合は、家全体の電源状態も確認します。

照明、コンセント、給湯器、換気扇などに異常がないかを見ておくと、インターホン単体の問題か判断しやすくなります。

確認する順番

順番確認内容
家の照明が使えるか
近くのコンセントが使えるか
ブレーカーが落ちていないか
停電後に設定が変わっていないか
ほかの住宅設備も不調ではないか

注意したいサイン

  • ブレーカーが何度も落ちる
  • 焦げ臭いにおいがする
  • 本体が熱い
  • パチパチという異音がする
  • 水濡れした形跡がある

このような症状がある場合は、確認を続けず使用を控えたほうが安全です。

電源や配線が関係する可能性があるため、無理に触らない判断も必要です。

対策⑥:修理・交換を検討する

家庭で確認しても改善しない場合

音量、電源、電池、玄関子機、ブレーカーを確認しても改善しない場合は、修理や交換を検討する段階です。

特に発熱、異音、焦げ臭さ、水濡れ、症状の繰り返しがある場合は、使い続けないほうが安心です。

修理・交換を考える目安

状況判断の目安
設置から年数が経っている交換も視野に入れる
複数の機能が使えない本体故障の可能性
不具合が何度も再発する一時的な不調ではない可能性
部品交換が高額買い替えのほうが合理的な場合
防犯面が不安早めの対応が安心

業者に相談したほうがよいケース

  • 配線の確認が必要
  • 直結式で電気工事が関係する
  • 壁の中の配線が疑われる
  • 玄関子機が雨水で傷んでいる
  • 本体から異臭や発熱がある
筆者
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リユースショップでも、修理判断では「直せるか」だけでなく「修理費に見合うか」を見ていました。

古い機種で再発が多い場合は、修理より交換のほうが結果的に安心なこともあります。

まとめ:インターホンが鳴らない時は原因を順番に切り分けよう

インターホンのモニターに来客映像が映り、安心した笑顔で応対している女性

インターホンが鳴らない時は、まず症状ごとに原因を整理すると判断しやすくなります。

症状・状況考えられる原因まず確認したいこと
画面は映るが音が鳴らない音量・消音設定呼び出し音量、夜間設定
親機が反応しない電源・電池切れ電源、ランプ、電池残量
ボタンの反応が悪い玄関子機の汚れや劣化ボタン、汚れ、水濡れ
鳴ったり鳴らなかったりする配線の接触不良天候や押し方による違い
映像や通話も不調本体内部の故障複数機能の不具合
停電後に使えないブレーカーや電源環境家全体の電気状態
古い機種で再発する経年劣化修理費と交換費の比較

確認は簡単な場所から始める

最初に見るべき順番

  • 音量・消音設定
  • 夜間モードやおやすみ設定
  • 電源や電池
  • 玄関子機の汚れ
  • 親機と子機の反応
  • ブレーカーや停電後の状態

いきなり分解したり配線を触ったりする必要はありません。

家庭で安全に見える範囲から確認するだけでも、原因の見当はつけやすくなります。

無理に使わないほうがよい症状

安全のために注意したいサイン

症状対応の目安
焦げ臭い使用を控える
本体が熱い電源まわりの異常を疑う
パチパチ音がする無理に触らない
水濡れしている通電させない
ブレーカーが落ちる専門業者に相談
不具合が何度も再発する修理・交換を検討

インターホンは防犯や来客対応に関わる設備です。

少しでも電気系統の異常が疑われる場合は、無理に使い続けないことが大切です。

修理か買い替えか迷った時の目安

判断しやすい比較表

状況おすすめの判断
設定や電池で改善したしばらく様子を見る
汚れや軽い接触で改善した再発がないか確認する
同じ症状を繰り返す修理相談を検討する
古い機種で複数不具合がある買い替えも検討する
配線や電源異常が疑われる専門業者に相談する

一度だけの不具合なら様子見できる場合もありますが、繰り返す場合は本体や配線の劣化が進んでいる可能性があります。

今日からできる行動

まずはこの3つを確認

  • 親機の音量・消音設定を見る
  • 電源や電池の状態を確認する
  • 玄関子機のボタンや汚れを確認する

この3つで原因が分からない場合は、「親機・子機・配線・本体故障」の順に切り分けていきましょう。

インターホンが鳴らない時は、焦って修理を呼ぶ前に、まずは安全に確認できる範囲から順番に見直してみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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