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エアコン内部に生えるカビの原因と対策【掃除と予防のポイント】

湿気・カビ

エアコンをつけた瞬間に「カビっぽいニオイ」がしたり、吹き出し口に黒い点が見えたりすると、不快なだけでなく健康面も心配になりますよね。

しかもエアコンのカビは、フィルターを掃除しても完全には解決しないことが多く、「またすぐ臭う」「毎年同じ時期に出る」と繰り返しやすいのが特徴です。

エアコン内部のカビは、湿気・ホコリ・温度差が重なって発生します。

原因が複数あるので、やみくもに掃除するより「どこで増えているか」を押さえて、効く順に対策すると改善が早いです。

本記事で分かること
  • エアコン内部にカビが生える主な原因(ニオイの正体)
  • 自宅でまず確認すべきチェックポイント
  • 安全にできる掃除の範囲とコツ(やりすぎNGも)
  • もう再発させない予防習慣(季節ごとのポイント)

「掃除 → 予防」までセットで、戻りにくい状態を作っていきましょう。

まず確認!エアコン内部カビの原因チェックリスト

状況起きやすい問題最初に確認すること
冷房をつけるとカビ臭い内部の結露+ホコリで繁殖送風運転(内部乾燥)をしているか
吹き出し口に黒点がある風の通り道にカビが付着ルーバー周辺・送風口の汚れ状態
フィルター掃除しても臭いが残る熱交換器・送風ファンに汚れフィルター以外の汚れ(奥)を疑う
冷房停止後にすぐ電源OFF内部が濡れたまま放置冷房後に送風や内部クリーン機能を使うか
部屋が湿っぽい/結露しやすい室内湿度が高くカビが育つ除湿・換気の習慣、室内湿度
2年以上プロ清掃していない内部蓄積で再発しやすい使用頻度・臭いの強さ・汚れの見え方

当てはまる項目が多いほど、原因は「フィルター」だけではなく、内部の“濡れる場所”に汚れが溜まっている可能性が高いです。

次は原因を整理して、どこをどう掃除・予防すべきかを見える化します。

エアコン内部にカビが生える主な原因一覧

原因の種類具体例よくある症状
結露(内部が濡れる)冷房・除湿運転で熱交換器が結露冷房開始時にカビ臭い
ホコリ・汚れが栄養になるフィルターの目詰まり、室内の粉じん風が弱い、臭いが取れない
送風ファンに汚れが固着湿気+ホコリがファンに付着吹き出し口の黒点、風にムラ
内部乾燥が不足冷房後すぐ停止、送風を使わないすぐ再発、梅雨〜夏に悪化
室内湿度が高い換気不足、部屋干し、結露カビ臭が強い、カビが育ちやすい
掃除のやり方ミススプレー多用で濡らしすぎ、養生不足臭い悪化、水漏れ、故障リスク

ここからは、原因ごとに「なぜ起こるか/放置するとどうなるか/なりやすい使い方」を詳しく解説します。

原因の詳しい解説

冷房・除湿で内部が結露し、カビが増える

エアコンは冷房・除湿運転中、内部の熱交換器(アルミのフィン)が冷え、空気中の水分が結露して水になります。

この“濡れる構造”そのものが、カビにとっては増えやすい環境です。

そこにホコリが付くと、カビの栄養と住みかが完成します。

放置すると、運転開始時にカビ臭が出やすくなり、症状が進むと吹き出し口付近に黒点が見えることもあります。

フィルターの目詰まりで、内部に汚れが入りやすくなる

フィルターが汚れていると、空気の流れが悪くなるだけでなく、内部にホコリが溜まりやすくなります。

結果として、熱交換器や送風ファンに汚れが付着し、結露と合わさってカビが定着しやすくなります。

「冷えが悪い」「電気代が上がった気がする」という場合も、フィルター詰まりが関係していることが多いです。

送風ファン(シロッコファン)に汚れが固着する

カビ臭の“本丸”になりやすいのが送風ファンです。

湿気を含んだ空気とホコリが混ざると、ファンに汚れが貼り付き、そこにカビが育ちます。

ここが汚れると、風に乗ってニオイが広がりやすく、吹き出し口に黒い点々が見える原因にもなります。

家庭で完全分解は難しいため、臭いが強い場合はプロ清掃の検討ポイントになります。

冷房後に内部が乾かない(停止の仕方で再発する)

冷房・除湿を止めた直後の内部は濡れています。

ここで送風を挟まずに電源OFFすると、内部が湿ったまま放置され、カビが増えやすくなります。

特に梅雨〜夏は外気も湿っているので、乾燥が追いつかず再発が早くなりがちです。

「掃除しても戻る」人は、掃除より先に“止め方”を変えるだけで改善することがあります。

どれからやる?対策の優先順位

全部を一気にやらなくて大丈夫です。まずは「効果が出やすい」「安全にできる」順で進めましょう。

優先度やること理由
フィルター掃除(定期化)汚れの入口を断てる/効き・電気代にも影響
冷房後の送風・内部乾燥を徹底再発原因(湿気残り)を止める
吹き出し口・ルーバー周辺の拭き掃除目に見えるカビ対策として即効性
室内湿度の管理(除湿・換気)カビが育ちにくい環境を作れる
臭いが強い・黒点が多いならプロ清掃ファン・奥の汚れまで根本対応しやすい

やる順番のコツは「汚れの入口(フィルター)→ 湿気(乾燥)→ 見える範囲 → 必要なら奥」です。

今すぐできる改善方法

「今日からできる」対策を、手順の目安とセットでまとめました。

※作業前は必ず電源を切り、可能ならコンセントを抜く/ブレーカーOFFで安全を確保してください。

やること手順の目安改善しやすい症状
フィルターを洗う掃除機→水洗い→陰干しで完全乾燥風が弱い、臭いが軽いケース
吹き出し口・ルーバーを拭く固く絞った布→乾拭き(濡らしすぎない)黒点が見える、見た目の不快
冷房後に送風運転冷房停止前後に送風を一定時間冷房開始時のカビ臭、再発
内部クリーン機能を活用機種の機能設定をON乾燥不足タイプの再発
室内の湿度を下げる除湿機・換気・部屋干し対策部屋が湿っぽい、梅雨時の悪化
臭いが強い場合はプロ清掃検討1〜2年に1回目安(状況次第)何をしても臭いが消えない

家庭でやりがちなNG(故障・悪化を防ぐ)

  • 市販のエアコン洗浄スプレーを大量に使って内部を濡らしすぎる(汚れが奥へ流れたり、乾かず逆にカビが増えることも)
  • 奥まで無理にこすってフィンを曲げる
  • 水をかける・分解を強行する(電装部品があるため危険)

「臭いが強い」「黒点が多い」「運転すると咳が出る感じがする」場合は、無理に奥へ手を出さず、プロ清掃の方が安全で確実です。

再発を防ぐ予防習慣

エアコンのカビは、再発しやすい理由がはっきりしています。

冷房で“内部が濡れる”構造だからこそ、濡れたままにしない習慣が最重要です。

毎日(冷房・除湿を使う日)

  • 冷房停止前後に送風(または内部クリーン)で乾燥させる
  • 部屋の湿度が高い日は、換気や除湿もセットで行う
  • 吹き出し口に黒点が出てきたら早めに拭き取り

週1

  • フィルターのホコリを掃除機で吸う(軽くでOK)
  • 室内のホコリ源(カーテン・床)をこまめに掃除して、吸い込み汚れを減らす

月1〜シーズン中

  • フィルターを水洗いして完全乾燥
  • 冷房メインの時期は、送風運転を意識的に増やす(乾かす回数を増やす)

シーズン終わり(夏の終わりが重要)

  • 晴れた日に送風でしっかり内部乾燥してから停止
  • フィルター清掃で汚れを残さず保管状態へ

習慣化のコツは「冷房=濡れる」「止める前に乾かす」をルール化すること。

これだけで再発スピードが大きく変わります。

まとめ

エアコン内部のカビは、結露で濡れる → ホコリが溜まる → 乾かないが揃うことで増えます。

掃除だけで解決しようとすると限界があるので、「原因 → 改善 → 予防」の流れでセット対応するのが最短です。

  • 原因:冷房・除湿で内部が濡れる/ホコリ・汚れが栄養になる/送風不足で乾かない
  • 改善:フィルター清掃+吹き出し口の拭き掃除+冷房後の送風(内部乾燥)
  • 予防:湿度管理と、週1・月1の軽いメンテを継続する

問題点と改善策の対応表

問題点主な原因改善策
冷房をつけるとカビ臭い内部が濡れたまま/ファン汚れ送風・内部クリーン+フィルター清掃
吹き出し口に黒点がある風の通り道にカビが付着ルーバー周辺を拭く+乾燥習慣
掃除してもすぐ戻る乾燥不足・湿度が高い冷房後の送風+室内湿度管理
風が弱い・効きが悪いフィルター目詰まり定期的なフィルター掃除
臭いが強く改善しないファン・奥の汚れ蓄積プロ清掃を検討

また、エアコンの不調はカビだけでなく「効きの悪さ」や「水漏れ」とセットで起きることがあります。

原因の切り分けに役立つので、エアコンの効きが悪い原因と正しいチェック方法もあわせて読むと、対策の優先順位が整理しやすくなります。

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